住宅ローンは多くの家庭で家計の大部分を占める支出となります。
マイホームを購入する際には欠かせないローンですが、誰でも簡単に借りられるものではありません。
今回は、住宅ローンの基本的な流れと、利用時に押さえておきたいポイントについてご紹介します。
01|住宅ローンは審査に通過した人だけが利用できる------
住宅ローンは、金融機関の審査に通った人のみが利用できるものです。
一般的に、審査において金融機関が確認する要素は次の通りです。
- 年齢 完済までの期間が十分か。
- 年収 返済能力を測るための基本的な基準。
- 勤務先、雇用形態、勤続年数 安定性を判断する重要なポイント。
- 健康状態 万が一のリスクに備えるために考慮されます。
- 対象不動産の担保価値 住宅が担保として適切か。
- 返済負担率 年収に対して無理のない返済額かどうか。
- その他 資産状況、他の借入状況など。
02|審査は2段階に分かれる------
住宅ローンの審査は、「仮審査」と「本審査」の2段階で行われます。
金融機関が慎重に判断するため、審査のタイミングや必要書類が異なります。
仮審査
「事前審査」とも呼ばれ、申込者が融資対象かを簡易的に判断します。
目星の物件に買付を入れた後に仮審査を申し込むのが一般的で、結果は通常3日から1週間程度でわかります。
本審査
仮審査に通過後、正式に融資申込を行い、さらに詳細な本審査に進みます。
仮審査よりも厳密に行われ、提出書類には収入証明や家族に関する書類、不動産に関する書類などが含まれます。
本審査の結果は1週間ほどで出ますが、仮審査が通っても本審査でNGとなることがあるため注意が必要です。
03|本審査が通らないケースも------
残念ながら、本審査で否決されるケースもあります。
主な原因は次の通りです。
- 書類の不備
- 他の借入や過去の延滞歴が発覚
- 審査期間中の転職や退職
- 購入予定物件の評価が低い
物件の売買契約が済み、マイホームへの期待が膨らむ中本審査が否決・・・となるのは非常に残念であります。
そのような事態にならないよう、しっかりとポイントを押さえ丁寧に進めていきましょう。
まとめ------
住宅ローンの申請は、特に初めての方には複雑でハードルが高いと感じられることが多いかもしれません。ですが、いくつかのポイントを押さえておくと、手続きがスムーズに進みます。
まず、仮審査は複数の金融機関に申請できるため、条件が合ったところから選ぶことが可能です。
仮審査の段階で、金融機関が提示する借入可能額を確認することで、予算感がつかみやすくなり、計画的に物件を探すことができます。
こうして予算を定めてから具体的な物件を探す流れにするのも、住宅購入を進める上で一つの有効な方法です。
また、ローン審査や申請書類の準備は、初めての方にとって大きな負担に感じられる場合もあります。
不安を抱えたときは、購入を考えている不動産会社に相談し、手続きをサポートしてもらうことも視野に入れると安心です。
経験豊富なプロのサポートを受けながら進めることで、より確実にローン申請を進められるでしょう。
このガイドが皆様の住宅購入計画に少しでもお役立ていただければ幸いです。
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